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FYXATIONからグラベルロードQuiverがモデルチェンジ2016年10月08日 17:31

アメリカのFYXATION(フィクセーション)から魅力的なQuiverがモデルチェンジしました。

モデルチェンジに合わせ名称もQuiver Discとし、ディスクブレーキ化するとともにジオメトリをグラベルロードに振っています。

FYXATIONはシンプルなデザインで、ピストバイクなど日本でも流通しています。

フレームは4130クロモリと高級素材ではありませんが、その分、フレームとフォームのみでも479ドルと価格も抑えられています。

コンプリート仕様は2つあり、一つがSRAM RIVALで1350ドル、もう一つがシマノのTIAGRAで1095ドルとなっています。

ただ、クランクはいずれもFSAを採用しています。

Quiver Disc
Quiver Disc

場所を問わずに走れる
Quiver Disc


タイヤは35cが装着され、最大タイヤ幅は42cまで。
ホイールはシマノのRX05 DISKが装着されています。

サイズは、一般的なMサイズの540ミリがなく、530ミリと560ミリと少し間が開いています。
560ミリでは、ヘッド角が72度、チェーンステー長が427ミリ、ホイールベースが1027ミリとグラベルロードとしてみると一般的なジオメトリとなっています。

FYXATION ロゴ
Quiver Disc ヘッドチューブ


スルーアクスルについては、採用しておらず前後ともQRとなっています。

ブレーキはメカニカルブレーキでTektro Lyra CXを採用。

ダボ穴はフロント、リヤともありキャリアがいずれも付けられます。


フロント周り
Quiver Disc フロント周り

リヤ周り
Quiver Disc リヤ周り

リヤエンド周り
Quiver Disc リヤ周り


今後は、カーボンフォークもラインナップに加わるとのこと。

送料はホームページから簡単に調べられ、東京に発送する場合は約169ドルとなっています。

メーカーから直接購入できるので、10万円台の自転車で他より変わった自転車がほしいといったニーズに十分答えられそうです。


BOMBTRACKからグラベルロードのHOOK EXTがデビュー2016年10月06日 19:52

ドイツのBOMBTRACKからHOOK EXTがデビューしました。
HOOKシリーズはシクロクロス用バイクで展開していましたが、EXT(たぶんextensionの略で「拡張」)としてグラベルロードを新たに加えました。

最近の流行を多く取り入れており、足回りはMTBの650Bから流用しており、27.5×2.1となっています。
最大タイヤは2.2まで。

フレームは、COLUMBUSのクロモリチューブを使用。

チェーンステー長は一般的な425ミリ。
ヘッド角は72.5度となっています。

HOOK EXT
HOOK EXT

HOOK EXT前から
HOOK EXT


BOMBTRACKはドイツの大都市ケルンにあるメーカーですから、都市部の段差などはお手軽なもので、コミューターバイクとして利用できそうです。

ダボ穴もあるのでキャリアを付けてどこまでも行けるバイクとなっています。

コンポは流行のSRAM RIVALを採用。
フロントシングル、リヤ11sとなっています。


リヤ周り
HOOK EXT リヤ周り


前後ともスルーアクスルで、フロントが15×100、リヤが12×142となっています。

BBは、BB386と北米とはかなり異なる規格を採用しています。

重量はタイヤが重いせいか11.1キロとなっています。

価格は2199ドル。


フロント周り
HOOK EXT フロント周り


BOMBTRACKは日本でも流通しているようで、MTBの足回りを用いたバイクの販売は少ないことから魅力的なバイクが新たに加わったことになります。


最近のグラベルロードは、スピードに対する考え方が二極化しており、高速で走るエンデュランス系は105、ULTEGRAに28、30cのタイヤ、カーボンフレームを生かした軽量、振動吸収に力をいれおり、のんびり走るオフロード系は、スチール、アルミフレームにMTBの足回り、SRAM RIVAL(フロントシングル)を採用しているものが多いのが特徴です。

ちなみに、チタン、レイノルズ853のフレームは、28~35cのタイヤにシマノ105、ULTEGRAの採用が多く、ちょうどエンデュランスとオフロードの中間、いわゆる王道の作りとなっています。


個人的にはオフロード系が好きなんですが、日本ですとエンデュランス系がしっくりきそうで悩ましい選択となりそうです。



しかし、最近はキャンプバイクばっかり…
北米やヨーロッパではバックパッカーが流行なんですかねぇ?


THOMSONからグラベルロード用ドロップハンドルが登場2016年10月01日 18:21

今年に入って活気づいているグラベルロード。
パーツにも波及していて、ドロップハンドルではEASTONRITCHEYからグラベルロード用ドロップハンドルが登場しています。

ここにきて、精密さで人気があるTHOMSONからもドロップハンドルがデビューします。

ハンドルは、シクロクロス、アドベンチャーのいずれかでも使えるように設計されており、幅は44ミリと46ミリで、若干広めのドロップハンドルとなっています。


グラベルロード用ドロップハンドル
グラベルロード用ドロップハンドル


最近はやりのグラベルロード用と同様に末広がりな形は一緒。

重さは軽量タイプよりは若干重く、44ミリが270グラム、46ミリが280グラムとなっています。


外側に広がっていくハンドル
末広がりなドロップハンドル


価格は、110ドルとのことです。

日本の販売価格は分かりません。



グラベルロードは今年、北米とヨーロッパではかなり活況となっております。


日本でも盛り上がってほしい…^^;

FOCUSから軽量グラベルロードPARALANEがデビュー2016年09月30日 19:01

ドイツのFOCUSからPARALANEがデビューします。
これまで海外サイトなどで既に掲載されていますが、かなりロード寄りのグラベルロードになります。
評判も上々。

PARALANEは振動吸収に力を入れており、チェーンステーにはパイプを扁平させ振動吸収するC.I.Aが用いられています。
また、シートポストは25.4と一般的なロードに比べ細いパイプを使い、サドルとの接続部分には三角形の空間を設けるなど、こちらでも振動を吸収するようになっています。

チェーンステーの構造
チェーンステー断面


TREKやSpecializedではフレームの複雑化やダンパーを付けることで振動を吸収させるようになっていますが、FOCUSはフレームのしなりを有効的に使うことで振動を吸収するようです。

振動吸収のイメージ
振動吸収のイメージ


PARALANE ETAP
PARALANE ETAP


タイヤは35cまでで泥除けが付けられます。

日本では販売されませんが、最上位PARALANE ETAPでは8キロほどとなっており、かなり軽量に仕上がっています。

前後ともスルーアクスルで、前が12×100、後が12×142となっています。


Mサイズでみますと、チェーンステー長が415ミリでホイールベースが1000ミリととなっており、グラベルロードというよりはエンデュランスロードに近いもの。

ロードフレームとの比較
ロードとの比較


デザインは、黒を基調としていますがシンプルながらメリハリのあるものでソリッド感があります。

ドイツの本国仕様ですと、FULCRUMとZIPのホイールが付いたものがありますが、日本では販売されないようです。

個人的には、足回りがオシャレなZIPとFULCRUMがやはり気になるところではあります。


PARALANE FACTORY(日本未発売)
PARALANE FACTORY


価格は本国で3799ユーロ、日本ですと498,000円となっており、1ユーロ131円換算となっています。

現在の為替が113円ですから、1ユーロ18円高はかなり高い設定となっています。


以前は、WiggleでもFOCUSは販売されていましたが、代理店契約に伴い販売が終わり、海外通販で買うには敷居が高いメーカーだけに残念です。

メーカーの知名度がさほど高くないので、二の足を踏まない価格設定を希望したいところです。



ここにきて出揃ってきた2017年式のグラベルロード。
値段を気にせず個人的に選ぶとすると、KONAのROADHOUSEDevinciのHATCHET CARBON CARBON、FOCUSのPARALANEが候補になりそうです。


ただ、いずれも現在の為替よりも価格設定がだいぶ高めなので、実際に購入するとなると変わりそう…(笑)




余談ですが、様々なグラベルロードを見ているとチェーンステーの形状、しなりによる振動吸収など、カーボンフレームのグラベルロードとして先駆けだったGT GRADE CARBONの影響が多く見られます。

個人的には、GRADEのコンセプトデザインがとても優れていたと思っています。


ぜひ、GTのGRADE Ver2を期待したいところです。

MOOTSからまたもグラベルロードROUTT RSLがデビュー2016年09月28日 19:58

MOOTSからショートホイールベースのROUTT RSLがデビューします。
先日BAXTERを発表したばかりですが、グラベルロードをまたも発表するあたりMOOTSはこのジャンルをかなり攻めてきています。


ROUTT RSLの特徴は、ロングホイールベースではなく、ショートホイールベースとしたこと。
そのため、シートチューブとタイヤのクリアランスが小さくなっています。

とはいえ、チェーンステー長はROUTTと同じ42.3センチで、ROUTTととの違いが分かりにくかったりします。

ROUTT RSL
ROUTT RSL

ただ、シートポストは30.9となっており、これはROUTTよりは太くなっています。


また、エンドプレートの部分はBAXTERと同様、複雑に作られており、その分見た目が大変コンパクトになっています。

リヤ周り
エンドプレート


タイヤは38mmまで。

フロントフォークは新型となっており、写真ではプロトタイプとなっています。



ROUTTとRSLの違いは、

最大タイヤ幅 35ミリ ⇒ 38ミリ
ケーブルルート トップチューブ ⇒ ダウンチューブ
シートポスト 27.2 ⇒ 30.9
エンドプレート仕上がり
フロントフォーク

などが異なるようです。


複雑なエンド周辺
複雑なエンド

お値段は、フレームで5220ドル、SRAM Red eTapで12,500ドルと高額。

販売は2か月後を予定しています。


MOOTSのグラベルロードはこれで4車種となりましたが、違いが分かりにくくなってきたように感じます。


ここにきて、グラベルロードのニューモデルが雨後の筍のごとく発表されています。
北米やヨーロッパでは、グラベルロードのレースができそうな勢いです。



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