Lynskey Cooper CX その4 しばらく自転車に乗らなかったことで再び妄想に ― 2016年02月27日 11:31
旅行を計画していましたが、母の病気が重そうだと分かった昨年6月、とりあえず、旅行を白紙にしました。
案の定、7月は数日おきに精密検査が入りました。
既に父が他界しているため、私と妹と交互に付き添いました。
既に父が他界しているため、私と妹と交互に付き添いました。
そして、母の病気に私の精神もすっかり滅入り、自転車で遊ぶどころではありませんでした。
その後、8月中旬にやっと病名が分りました。
濾胞性リンパ腫(腫瘍は縦隔のみ)
血液がんでした。
濾胞性リンパ腫は低悪性度のがんで進行が年単位でありますが、治りにくいとい側面があります。
血液のがんなので、出術はできずR-CHOPという化学療法のみ。
いわるゆ抗がん剤での治療になります。
ただ、病気が分ったことで先々も少し見通せ、大分精神的にも楽になりました。
そして、何よりも、抗がん剤の副作用がある中、母が淡々とした様子で前向きに治療に取り組んでくれたことがありがたかった。
余談ですが、
家族揃ってがんの告知や治療の際など、焦ることなく淡々とした様子に医師や看護師の方からも「かなり落ち着いていますね」と何度となくいわれました。
母曰く「焦ったところで仕方がない」と返答していました。
母曰く「焦ったところで仕方がない」と返答していました。
ただ、冷静な方は治療成績がいいとも言ってくれました。
これが本当かどうかは分りませんが、もし本当ならうれしい限りで、冷静に対応できる人は今の状況の中から最良のものを選択できるからではないかと勝手に推測しています。
話を戻し、
治療が始まると同時に、相変わらず週末だけではありますが自転車に乗る機会も増えていきました。
そうすると今度は、
「楽しむ時間は限られている。欲しいものはすぐに買った方がいいのでは」
と思考が走りだしました。
数日前までは食事もままならかったのですが、我ながら超がつくほど低レベルな発想です。(笑)
そこで、再び、以前乗っていたSPRING BOKと同じスタイルが欲しくなり、スタンド、荷台、ディスクブレーキ、ドロップハンドル、スルーアクスルと要望だけが増え、自転車探しに奔走していきます。
SPRING BOKってどんな自転車?
Y`sRoad渋谷本館 Blog
中年オヤジの鈍足ツーリング
つづく
~これまでの経過~
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://bicyclenet.asablo.jp/blog/2016/02/27/8031965/tb
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。